導入:絶望
「今日も一日忙しかった。でも、ふと振り返ると…俺、今日なにしたっけ?」
そんな虚無感に襲われたことはありませんか?
昨日の私がまさにそうでした。ToDoリストには「自分のやるべき重要な仕事」が並んでいるのに、一日が終わってみれば、やっていたのは「他人の世話」や「誰かのための調整」ばかり。
気付き:正当化バイアス
私はこれを「優しさ」だと思っていました。でも、AIと対話してハッキリ気付かされました。
これは優しさではありません。「正当化バイアス」です。
本当は、自分の目の前にある「難易度の高い知的生産(頭を使う仕事)」から逃げるために、「他人の世話(手軽に感謝される仕事)」に逃げ込んでいただけだったんです。
厳しい言葉ですが、この「おせっかい」は、自分を殺し、相手の成長も奪い、組織を腐らせる「悪い意識」でした。
転換:歯車理論
だからといって、明日から急に冷徹な人にはなれません。
そこで私は「歯車理論」を再定義しました。
今までは「周りに合わせて回るだけの歯車」でした。でもこれからは、「自らが動力源となり、噛み合った相手を動かす歯車」になりたい。
組織の歯車であることは素晴らしい。でも、回されるのか、回すのか。そこには天と地ほどの差があります。
解決策:スモールステップ
いきなり全てを変えるのは不可能です。人生のマラソンは急には止まれません。
だから、今日から「スモールステップ」で始めます。
頼まれた仕事(A)をやる時に、ただ返すのではなく、「こうするともっと良くなりますよ」という「知的生産(+αの価値)」を勝手に付け加えること。
「相談せずに価値を足す」。
これくらいの小さな反逆から、私の「自分の人生」を取り戻そうと思います。
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